会計事務所や経理事務の仕事を初めてするという初心者の方の場合、「経理の勉強をしたいけど、何から始めたら良いのかわからない…」という方も多いかもしれません。

経理の仕事はある程度の知識がないと「この仕事なんのためにやってるんだろう…」と迷いがちですし、初心者のうちは勉強についてもイメージがつきにくくなかなか進まないものですよね。

ここでは経理初心者の方や、これから経理や会計事務所への転職に向けて頑張る!という方向けに、 効率的な経理の勉強方法 を解説させていただきます。


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経理の勉強【初心者におすすめの方法】

初心者の方におすすめの経理の勉強方法は、なんといっても簿記試験の勉強から始めてみることです。
(簿記試験というのは、経理の代表的な資格試験です)。

すでに経理の仕事についている人にとっては、「ただでさえ仕事で忙しいのに、その上に資格の勉強なんて…」と尻込みしてしまう方もおられるかもしれませんが、心配はありません。

簿記試験は3級であれば難易度は高くありませんし、何よりも「普段仕事でやっていることには、こういう意味があったのか!」とたくさんの気づきを得られるからです。

何のためかわからない仕事が一番辛い

仕事って、「何のためにやっているのかわからないけれど、何となくやっている」という状態が一番辛いですよね。

逆に言うと、自分がある程度理解できていて、「ここはこうじゃないかな?」と思ってした仕事がうまく行ったときには格別の喜びがあるものです。

経理の仕事は、簿記試験で勉強することがベースになっていますから、簿記試験の勉強を同時進行で進めることでどんどん仕事についても理解が進んでいきますよ。

経理の仕事をしているけれど、毎日なんだかつまらない…という方は、仕事が終わった後の時間や出勤前の時間を使って簿記の勉強を始めてみることをおすすめします。

簿記試験の勉強はキャリアアップに役立つ

経理の勉強として簿記試験の勉強を行うことは、将来的なキャリアアップにもつながるという嬉しい効果もあります。

具体的には、転職を考えた時に「実務経験者」として高い評価を得て年収もアップできる可能性があるということですね。

一般的な企業では必ず会計や経理についての部門がありますので、経理に関しての最も代表的な資格である簿記試験の合格証があることは、転職市場であなたを高く売り込むことに役立ちます。

現在、経理の仕事をしている方は将来的なキャリアアップも見すえて簿記試験の勉強に取り組んでみると良いでしょう。

簿記の勉強は資格学校に通うべき?

簿記試験は4級~1級がありますが、勉強をスタートするなら3級からで良いでしょう。

簿記3級であれば独学で合格することも決して難しいことではありません。

2級になると独学だとややつらくなりますね。

経理のための資格「簿記」が習える通信講座

自宅で勉強できる簿記通信講座などもありますから、仕事をしていて資格学校に通うのは大変…という方も自分にあったスタイルを選択してみると良いでしょう。

ここでは、おすすめの3つの通信講座を紹介しておきます。

1. クレアール
2. Accountant’s library
3. オンスク.JP

簿記資格合格の通信講座クレアール

クレアール簿記検定

◎特徴:クレアール独自の「効率的学習法」を採用
◎対象:1級・2級・3級

クレアールの簿記講座は、ムダな部分を徹底的に省いて確実に合格を狙う「非常識合格法」と呼ばれる学習指導法を採用しています。

試験範囲を全て網羅するわけではなく、出題頻度の高い分野を集中して学習することにより、できるだけ少ない労力で最大の効果を発揮する、つまり合格率を高めるという手法です。

とはいえ、決して「手抜き学習」というわけではなく、十分に合格できる学力を習得できるようになっています。
手を抜く、というよりも「効率的に学習したい」という人におすすめの講座です。

 >>クレアール簿記検定講座の詳細を見る

将来、経理職に就くために簿記3・2級の合格を目指すならAccountant’s library

アカウンタンツライブラリーの日商簿記3・2級講座

◎特徴:月額980円で受け放題の通信講座
◎対象:2級・3級


アカウンタンツライブラリーの教材の構成は下記の4つに分かれています。

1. 講義テキスト
2. 個別問題集
3. 直前答練
4. 仕訳対策

3の直前答練は模擬テストみたいなものですね。
テキストはpdfでダウンロードする形で13章+導入部分から成り立っています。

ボリュームは市販の簿記参考書や問題集なみの量が含まれていますが、決して多すぎるという量ではなく、試験合格に対して必要十分な量という感じで捉えてもらっていいと思います。

上の教材に加え、全部で27時間の講義動画が含まれています。
講義を担当する先生は公認会計士の資格を持ち、専門学校での指導実績のある講師です。

専門学校に行かなくても専門学校並みの高レベルな授業を受けられるというのがアカウンタンツライブラリーのメリット。

動画講義を受けた後に、ダウンロードした教材で復習&問題をひたすら解く!という流れで合格への道筋が見えると思います^^

>>Accountant’s libraryの詳細はこちら

その他にも以下の通信講座も実績があって評判のよい講座です。

TACのノウハウを取り入れたオンスク.JPの簿記講座(月980円で受け放題)

◎特徴:月額980円でTACの授業が受けられる
◎対象:3級

1)資格の学校TACのノウハウを凝縮した講義動画
講義数:全48回
講義時間:合計11.5時間

オンスク.JPの「日商簿記3級講座」は、なんといっても実績あるTAC資格学校の講師陣の講義が受けられるのが特徴。
簿記3級に絞っていることもあり、動画時間としては11.5時間とそこまで多くはありませんが、必要な知識がひととおり身につく構成になっており、逆に1回あたりの視聴時間も抑えられるので隙間時間をうまく活用できます。

また、初心者にもわかりやすく、
「簿記ってなんなの?」
「簿記の最終目的は何?」
といった素朴な疑問からわかりやすく解説し、初心者でもすんなりと簿記の世界に入り込めるようになっています。

月980円で3ヶ月続けても2,940円ですから資格学校に通うよりもかなりお手軽と言えると思います。

>>【月額980円で受け放題の「オンスク.JP」】の詳細はこちら





独学や通信講座で勉強する際の注意点ですが、会計についてのルールは毎年変更になるので、最新の試験対策情報だけはキャッチしておくようにしましょう。

無料で資料請求できる資格スクールのパンフレットなどには簿記試験についての最新情報がのっていますから、気になる方は資料請求してみてください。

独学で勉強するにしても資格スクールが出している最新情報は常にチェックするようにしておくといいですね。


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経理の勉強は無料でできる?

上では資格スクールの紹介をさせていただきましたが、できるだけお金をかけずに独学で勉強したいという方は、やはり本屋さんで購入できる簿記テキストを使うのが良いでしょう。

テキストは1000円~2000円程度で買えますので、最低限の投資と思って購入するのがおすすめです(テキストと問題集の2つを1冊ずつでいいので買いましょう)

簿記検定は3級からであればまったく経理の知識がない初心者の方でも取り組めますよ。

以下、いくつかおすすめの簿記対策テキストを紹介させていただきますね。

経理の勉強に役立つ本①

スッキリわかる日商簿記3級


イラストも豊富で初心者向けの記述が非常にとっつきやすいテキストですね。著者は簿記に関する対策本をたくさん出版している方です。

これから初めて経理や簿記の勉強を始めるという人におすすめの本です。

経理の勉強に役立つ本②

合格テキスト 日商簿記3級


もうちょっとかっちりとした本格的なテキストで勉強したいという方には、こちらのテキストがおすすめです。

資格スクールとして有名なTAC(タック)が出しているテキストですので、簿記試験の対策本として安心して取り組めます。

過去問題集もセットで売っていますので、試験合格を目指すのであれば必ずセットで手に入れるようにしましょう。

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まとめ

以上、

「経理の勉強を何から始めたら良いのかわからない…」

という初心者の方向けに、勉強のポイントや資格取得の方法について解説させていただきました。

経理の知識は初心者の方にはなかなかとっつきにくくて分かりにくいものですが、実務経験を積みながらこつこつ勉強していけば「そういうことだったのか!」と”ふに落ちる瞬間”が必ず来るはずです。

本文でも解説させていただきましたが、経理の知識を深めるなら、ぜひ簿記資格の勉強も同時進行でしていきましょう。

転職市場では簿記などの会計系資格のニーズは非常に大きいので、あなたのキャリアアップに役立ってくれることは間違いありませんよ。

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