マイナビエージェントでは、様々な業種の求人を扱っている大手の転職エージェントです。

色々な職業を幅広く扱っていますが、言ってしまえば「広く浅く」という感じなので、会計士や経理職の求人に絞って考えたい場合は、同社のマイナビ会計士を利用した方が、効率よく転職先を見つける事ができるでしょう。

しかし、キャリアアップが目的で会計職以外のキャリアを積みたいという場合や、別の業種も視野に入れて検討したいという場合には、マイナビエージェントに登録する価値があると言えます。

転職支援サービスの概要

料金 無料
対象地域 全国(+α海外)
求人件数 全体で20万件弱(内80%・15万件弱が非公開)
雇用形態 正社員、派遣、契約

転職希望者は、マイナビエージェントの提供している転職支援サービスを全て無料で利用することができます。

様々な雇用形態で、全国の幅広い業種の求人を取り扱っていますが、そのほとんどが非公開となっています。

内容が公開されていない求人を閲覧する為には、会員登録が必要ですが、もちろん会員登録も無料で行うことができます。

しかし、「無料=誰でも使える」というわけではありませんので、注意が必要です。

マイナビエージェント公式ページ
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利用の流れ

・①申し込み

・②アナウンス

・③面談と求人紹介

・④応募と面接

・⑤内定・入社

・⑥アフターフォロー

申し込み

まず、利用登録をするための申し込みをします。

申し込みには、公式ページにある申し込みフォームに必要事項を記入すればエントリー完了となります。

フォーム入力に要する時間は5分程度です。

アナウンス

申し込みに入力した内容を基に、後日キャリアカウンセリングが実施されることになります。

その日程や方法(面談or電話)についての詳細を案内するため、登録したメールアドレス・又は電話番号への電話へとアナウンスがあります。

面談と求人紹介

アナウンスに基づいて、キャリアカウンセリングが実施されます。

キャリアカウンセリングでは、求職者の経歴や経験、そして希望する条件やその他の相談などをアドバイザーに伝える事で、両者の意思を共有していきます。

それによって、アドバイザーより最適な求人を選考して紹介してもらう事となります。

応募するかどうかの決断は求職者側で決める事なので、じっくり吟味して決めると良いでしょう。

応募と面接

応募する企業が決まれば、応募・面接の準備となります。

履歴書などの書類関係を作成して企業へ送り、書類選考に通過すれば面接となります。

この際にも、書類の添削や面接に備えての対策などもアドバイザーに協力してもらいながら、二人三脚で準備を進めていく事になります。

内定・入社

本番の面接が終わり、内定をもらった後は、いよいよ現職の退社と転職先への入社の準備です。

ここでも、退社の手続きを円滑に進めるためのポイントや、入社前の給与交渉・入社日の交渉などをアドバイザーにサポートしてもらえるので、有効活用していきましょう。

アフターフォロー

転職に関する事項が全て終了した後のアフターフォローも行っているので、不明な点やキャリアアップに関する相談ごとがあればアドバイザーに相談してみると良いでしょう。

転職成功の事例

マイナビエージェントで転職が成功した事例の一部です。

偽り無きようマイナビエージェント公式ページより引用した実例のみを掲載させていただいております。

マイナビエージェント公式ページ
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メリットとデメリット

メリット

・業種を絞らず広範囲の求人を探すことができる

・求人の総数が多く、非公開のものも多い

様々な職業・業種の求人を取り扱っていて、取引している企業が多いのもポイントです。

別業種の転職を考えている場合には、その業種での市場や年収の相場を知る事も大切なので、そういった場合には非常に役に立つエージェントと言えます。

当然ですが、現在と同一職種への転職に向かないというわけではなく、幅広く検討したい場合には登録すべき価値のあるエージェントです。

デメリット

・業種を絞った転職には向かない

・専門的なサポートは期待できない

冒頭でも述べましたが、会計士や経理職など業種を絞った転職を考えている場合には、同社のマイナビ会計士の方が効率的です。

幅広い視野で選択肢を広く持つということは、メリットであると同時にデメリットでもあります。

マイナビエージェントでも、ある程度は業種によって担当するアドバイザーが振り分けられていますが、特定の職業のスペシャリストというわけではないので、専門的なアドバイスや要点を絞ったサポートは得意ではありません。

こんな人におすすめ

・他の業種への転職も視野に入れている

・第二新卒や未経験者

・スピーディーに転職したい人

若人向けの求人が多数

マイナビエージェントでは、第二新卒や未経験者といった人でも採用してくれるような求人も多く取り扱っています

そのため、現状は高水準な給与を目的としていない人や、自分のやりたいことを重視して考えている人には、とてもおすすめです。

ただ、30代・40代以上となってくると、これまで積み上げてきたキャリアを活かして、年収も一定以上を保ちたい人や、年収アップを目的とした転職を試みる層が多いので、そういった人には少し物足りないと言わざるを得ません。

断られることもある

マイナビエージェントに限った話ではありませんが、どこのエージェントでも一定の水準を満たしていないと、登録を拒否されることがあります。

これは、転職エージェントの仕組み関わるお話なのですが、転職エージェントというのは求人募集している企業へ人材を斡旋することで収益を得ています。

厳密言うと、内定が決まった時点で企業側がエージェントへと成功報酬を支払う手筈となっているので、内定が取れそうな人材を欲していることとなります。

つまり、転職エージェントの目的は「求職者の支援や救済」のような慈善事業ではなく、「求職者を内定させる」ことで企業から収益をえるビジネスなのです。

そしてマイナビエージェントでは、「内定が取れそうな人材」という点についての基準が、少しシビア判断されている傾向にあります。

そのため、無料で使えるサービスとはいえ、誰もが利用できるサービスではないという事なのです。

こんな人は登録できない

前項にて誰でも登録できるわけではないと記述しましたが、どんな人が登録を断られるのかという事についてです。

そして、登録を拒否(サポートを受けられない)される人の特徴がこちら。

・無職、フリーター、ニート

・高齢者

・希望する条件が厳しい人

・地方への勤務先を希望している人

・etc…

他にも理由はあるようですが、全ては「内定が取れそうな人であるか否か」が基準となります。

また、地方への勤務や分不相応な年収を希望している場合など、マイナビエージェントが取り扱っている求人では条件が合わないと判断された場合にもサポートを受ける事ができないようです。

そして、マイナビエージェントでは書類審査の通過率や内定が取れる確率が高い事を売りの一つとしてアピールしています。

これは、裏を返せば登録の時点でサポートする人を絞っているため「見込みがない人は対象外です」と言っているようなものなのです。

ただ、逆に、”登録できれば高い確率で転職が可能になる”とも言えます。

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