このサイトでは、10年間で3社の会計事務所に転職した私の体験談をもとに、「こうすれば会計事務所への転職は成功しやすいよ」というポイントについてまとめています。

※過去記事の一覧はこちら

会計事務所は基本的に従業員10名以内の小さな組織ですから、転職活動の進め方や求人情報の選別方法には独特のコツがあります。

これから会計事務所への転職を目指す!という方は、まずは以下の5つのポイントを押さえてから転職活動をスタートすることをおすすめします。

①事務所の規模による特徴を知る

会計事務所には所長税理士を含めて従業員が3人(うち1人はパートさん…)というところから、総数30人以上の大規模事務所まで、いろんな種類があります。

それぞれの規模の事務所によって、転職人材に対して求めているものが違うということを理解しておくことが採用内定につなげるためには重要なポイントです。

基本的には会計事務所未経験の人は教育体制が整っている大規模な事務所を、経験者の人は即戦力となることが期待される小規模事務所を狙うのがマッチしますね。

もちろん、さらに上を目指すという方はBIG4といわれる大手税理士法人を狙っていくのもおすすめです。

会計事務所の人数規模ごとの転職活動の進め方についてはこちらの記事でくわしく書いています。

>>会計事務所の人数規模に合わせた転職活動

②ブラック求人の見分け方を知っておく

会計事務所の求人の中には、残念ながらブラックな求人情報も含まれているのが現実です。

従業員が所長税理士を合わせて数人程度…という小規模な事務所の場合、税理士補助というか単なる雑用…というような形で仕事をさせられてしまう可能性もゼロとは言えません。

せっかく税理士業務の実務経験を積んで会計分野でキャリアアップしていくことを目指しているのなら、教育体制もしっかりと整っている会計事務所を選ぶようにしましょう。

ブラックな会計事務所求人を見分ける方法については以下の記事で詳しく説明しています。

>>ブラックな会計事務所の見分け方【4つの具体的な基準】

③人事担当者が見ている点を知っておく

税理士(税理士補助)という仕事の特殊性から、会計事務所の転職面接では一般的な採用のポイントとは異なる点がチェックされていることを知っておきましょう。

会計事務所の転職面接で見られる具体的なポイントについては以下の記事で詳しく説明しています。

>>会計事務所の採用担当者が見ている3つのポイント

④転職サイトに無料登録しておく

人材紹介会社が運営している転職サイトに無料登録しておくと、年収が高く福利厚生の条件も良い非公開求人に応募できるようになります。

また、転職サイトに登録しておくと、あなた専属の転職エージェントを利用できるようになるというメリットもありますね。

(転職エージェントは、あなたに代わって企業側と年収交渉をしてくれたり、面接や職務経歴書の作成アドバイスをしてくれたりします)

会計事務所経験者の方で年収をもっとアップしたいという方や、会計事務所はまだ未経験で何から始めたら良いかわからない…という方は必ず登録しておくようにしましょう。

(転職サイトは完全無料で利用できます。人材紹介会社にお金を払っているのは採用活動を行う企業側なので、私たち転職希望者は料金がいっさい発生しません)

転職サイトにはいろんな種類がありますが、それぞれ得意、不得意の職種がありますから、できるだけ会計職の求人を多く扱っているところを選ぶのがポイントです。

以下のようなサイトに無料登録しておくと、あなたにマッチする非公開求人のスカウトメールが届くようになりますよ。

会計職求人が得意な転職サイト5選

  1. リクルート転職

    求人数 5.0
    専門性 5.0
    未経験者 応募OK
    特徴:
    業界最大手の求人数

    転職業界最大手の転職サイトです。未経験者でも応募OKの求人がほとんどなので「これから会計事務所業界に挑戦する」という方におすすめできます。
    圧倒的な求人数がありますので非公開求人をこまめにチェックしておくとおいしい案件が見つかりますよ。会計事務所や経理未経験者の求人案件も充実しているので、まだ実務経験がとぼしいという方も無料登録しておくと良いでしょう。

  2. ジャスネットキャリア

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    求人数 4.0
    専門性 5.0
    未経験者 応募不可
    特徴:
    会計求人に特化

    会計事務所や経理実務の経験者におすすめの転職サイトです。会計専門の転職サイトとしては大手で、東京(1000件以上)大阪(200〜300件)を中心に非公開の求人情報が多く掲載されています。
    基本的に未経験者は応募不可の求人が多いので注意しておきましょう(その分、実務経験者向けには年収の高い求人が多く掲載されています)

  3. MS-Japan

    求人数 4.5
    専門性 4.0
    未経験者 応募OK
    特徴:
    一般企業経理求人も豊富

    会計事務所の未経験者求人や、一般企業経理の求人に強い転職サイトです。
    転職成功者の体験談や転職成功のためのノウハウを多く掲載するなど、転職希望者に優しいイメージのある転職エージェントですね。会計事務所への転職を目指しつつも一般企業の経理にも魅力を感じている…という方は無料登録しておくことをおすすめします。

  4. マイナビ税理士

    求人数 3.0
    専門性 5.0
    未経験者 応募不可
    特徴:
    有資格、科目合格者限定

    税理士や公認会計士の有資格者、科目合格者限定の非公開求人が多く掲載されている転職サイトです。年収600万円スタートなど条件の良い求人が多い分、税理士であれば1科目以上の科目合格があることが必須条件になっているケースが多いのが特徴です(基本的に未経験者は応募できない求人がほとんどです)。すでに税理士科目合格が1科目でもある方は無料登録しておくとスカウトメールがたくさん来ますよ。

  5. JAC Recruitment

    求人数 2.0
    専門性 2.0
    未経験者 応募不可
    特徴:
    外資系の求人多数あり

    外資系企業の求人情報が充実している転職サイトです。レノボやダイソンといった大手企業の経理管理職の転職案件も多数掲載されている分、難易度が高くなります。英語が得意、国際会計基準を使った経理の経験があるなど、外資系企業にアピールできる経験のある方は無料登録しておくとおいしい案件を紹介してくれるでしょう。

なお、転職サイトは一度にたくさん登録しすぎると情報管理が大変になってしまいますので、2社程度の無料登録がおすすめです(求人情報は多いほど良い!という方はたくさん登録しておいてもOKです)


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⑤税理士試験と両立できる環境か?を見る

会計事務所への転職を目指している人の多くが、税理士試験の勉強を同時進行で進めている方だと思います。

具体的には、全職員に占める税理士資格者(科目合格者を含む)の割合が極端に低い場合(例えば、従業員が全員で20人いるのに、税理士資格を持っているのが所長税理士を含めて2、3人しかいない…という場合)には何らかの理由によって税理士試験の勉強をしにくい環境であることが予想されます。

自分の事務所に試験合格を目指している人が1人もいない…という環境と、「今年も5科目合格者が出た。来年こそは自分も…!」という環境では税理士試験合格の可能性に大きな差が出るのは間違いありません。

税理士試験ははっきりいって「誰でも受かる試験」ではありません(10年かけても合格できない人は普通にいます)

あなたが税理士試験の勉強と同時進行で会計事務所で実務経験を考えている方である場合には、入社前に有資格者の割合は必ずチェックしておきましょう(面接で聞くか、転職エージェントに確認すると良いです。事務所ホームページの情報は古い情報であったりで正確でない可能性が高いです)


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まとめ

以上、会計事務所への転職を成功させる具体的な5つのポイントについて解説させていただきました。

当サイトでは会計事務所で働く人が年収アップやキャリアアップを実現していくために知っておいた方が良い実体験に基づく情報を多く紹介していますから、別の記事もぜひ参考にしてみてください。

あなたの転職活動がうまくいくことを同じ業界で働く仲間として応援しています。

>>私自身の会計事務所への転職体験談についてはこちらで紹介しています。