税理士を目指している人の中には、英語を生かせる環境を探しているという方も多いと思います。
少し前からIT、会計、英語の3つはビジネスの必須スキルといわれていますから、転職活動でもこれらを身につけている人は非常に高い報酬を得られる傾向があります。
会計事務所業界で具体的に言えば、税理士資格(あるいは科目合格)を持ち、しかも英語を身につけている人はビッグ4といわれる外資系大手会計事務所が狙えます。
※ちなみに、ビッグ4の外資系大手会計事務所とは、以下の4つです。
- 税理士法人トーマツ
- EY税理士法人
- KPMG税理士法人
- 税理士法人プライスウォーターハウスクーパース
これらの事務所では、小規模な会計事務所とは比べ物にならないぐらい高待遇ですが、仕事では非常に高いレベルのパフォーマンスを求められます。
多くの場合実務経験も必須ですので、会計事務所経験者の方は挑戦してみる価値があるでしょう。
ビッグ4以外の選択肢は?
ビッグ4以外の選択肢としては、外資系企業の経理管理職を狙うという手もありますね。
これは私自身も経験があるのですが、管理会計的な仕事のコントロールや金融機関との億単位の融資交渉(社債なども)、外国の会計基準への対応など、面白い仕事がたくさんできます。
経理管理職は具体的な求人情報をチェックしてみると一目瞭然ですが、年収面では非常に有利な求人が多いです。