会計事務所(税理士事務所)の求人情報を見ていると、「TKC税理士事務所です」という表記があるのを見たことがある方も多いかもしれません。

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TKCに関してはネット情報を見るとなんだか宗教団体のような書き方をしているものもありますが、基本的にはデマです笑

TKCというのは税理士の同業組合のようなもので、社員の教育などを合同で行ったり、専用の会計ソフトを提供したりしている会社ですね。

非常にざっくりいうと「税理士は税理士で団結して仕事を守っていこうぜ」みたいな団体です。

なんだかこの時点でちょっと怪しいですが、どこの業界でもこういう団体は少なからずありますよね。

特に「士業(弁護士、会計士、司法書士、行政書士、税理士など)」と言われる職業ではこういう団体が結構強い力を持っていて、それぞれの仕事の分野を守っている傾向が強いです。


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TKC所属の税理士事務所の実際

私もTKC全国会所属の会計事務所に勤務していたことはありますが、宗教の勧誘を受けたりといったことは1回もありません。

それでもTKCに関して宗教っぽいという噂があるのは、社員教育に非常に力を入れていることと、経営の「理念」といった話をよくするからだと思います。

経営の理念というのは「会社が何を目指してビジネスをしているのか?」といったことをはっきりさせようという取り組みのことで、宗教的なことではありません。

例えば、日本を代表するような大企業には必ず経営理念というものがあります。自動車会社トヨタの経営理念は以下のようになってますね。

内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する

調べてもらえればわかると思いますが、名の通っている大きな企業はこの経営理念というものを必ず持っています。

こういううまくいっている企業にならって、「会社ってなんのためにビジネスをやっているのか?」といったことを、

お客さんの企業にも考えてもらうようにアドバイスすることをTKC事務所では非常に重要視しているわけですね。

お客さんに対してアドバイスするからには会計事務所側も自分たちの経営理念を持ってないと話になりませんから、自分たちもしっかりやろうぜということをTKC会計事務所では厳しくいう傾向があります。


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TKC会計事務所では別の事務所と合同で研修をすることも

税金や会計に関する法律というのは毎年改正されますから、税理士にとって仕事と同時へ並行で常に専門知識の勉強をすることは非常に重要です。

そのための研修をTKC会計事務所では複数の事務所で合同で行うケースが非常に多いですね。

あと、各会計事務所の新人教育なんかも一緒にやったりします。私の場合は新人の時に20箇所ぐらいの会計事務所が合同で泊まりの合宿研修をやりました。

新人同士ということで非常に仲良くなれますし、他の事務所の様子なんかもよくわかって楽しかった思い出がありますね。

まとめると、TKC会計事務所というのは社員教育に力を入れている会計事務所というイメージを持っておけば問題ないかと思います。

宗教の勧誘をされたりということは一切ありませんので、転職活動の対象に入れても問題ありませんよ。