会計事務所を目指して転職活動を行なっている女性の中には、「会計事務所は女性が結婚、出産後にも働いていける職場環境?」といったことや「男性と女性で年収に格差があるのかも…」と不安に感じておられる方も多いかもしれません。

今回は、女性が転職先として会計事務所を選択する場合に注意しておくべきポイントを解説させていただきます。

実際に会計事務所への転職を成功させた2人の女性(25歳SEからの方と、29歳経理部からの方)の体験談も載せていますので、これから転職活動を始める予定の方は参考にしてみてくださいね。


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転職で女性が会計事務所を目指す場合の年収

女性が会計事務所を目指す場合、どの職種で募集されている求人に応募するか?が年収に決定的な影響を与えます。

具体的には、会計事務所で募集されている職種は以下の2種類がありますから、ご自分のニーズに合わせて選択するようにしましょう。

①監査担当者:年収300万円〜450万円

実際にお客さんの事務所を訪問して経理書類のチェックを行う他、得意先の経営者のさまざまな相談に応じる仕事です。

未経験者の場合の想定年収は300万円〜で、経理事務や会計事務所での実務経験がある人なら年収450万円以上の求人も多くあります(男性と女性で格差は基本的にありません

事務所によっては監査担当者という呼び方の他に、税理士資格を持つ人は税理士業務、資格を持たない人の場合は税理士補助業務とも呼ばれることもありますね。

基本的に就業形態は正社員で、繁忙期には残業が発生することもありますから注意しておきましょう。

②内勤事務:年収250万円〜300万円程度

お客さんとの直接的なやりとりは行わず、会計事務所内部で①の監査担当者のフォローを行う仕事です。

年収に関しては一般的な事務職と比較してやや高くなる程度(年収250万円〜300万円程度)と考えておきましょう。

会計システムを使った経理入力業務や、一般的な事務作業(書類整理や電話応対、来客応対など)がメインの仕事になります。

内勤事務は女性の採用が圧倒的に多いのが実際のところですね。

就業形態はパート勤務の他に派遣社員としての登録となることもあります。

残業は基本的にないためプライベートとの両立を重視する方におすすめですが、会計事務所業界での継続的なキャリアアップを目指していくという方の場合は①の監査担当者の求人を選択しましょう。

※現在募集中の会計事務所求人はこちらで検索できます

女性が結婚や出産をした後も働ける環境?

都市部(東京や大阪周辺)を中心に会計事務所の人手不足が深刻な状況になっています。

2017年現在、子育て中の女性であっても内定が出るケースが多くなっており、入社時点で子育てを前提とした勤務であることを条件にした場合であっても採用が無事に決まる可能性は高いと言えるでしょう。

育児初期は内勤事務に切り替える

また、育児初期の特に忙しい時期では上の①の監査担当者職から②の内勤事務に切り替え、育児が落ち着いて来たらまた監査担当者職に戻るという形をとっているケースも少なくありません(これにより育児経験者もキャリアを継続することができます)

会計事務所は基本的に従業員10名以内の小さな組織ですから、この辺りは柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。

もちろん、所長税理士の考え方しだいという部分も確実にありますから、入社前に所長税理士が従業員の結婚や育児についてどういう考え方を持っている人なのか?といったことについては事前リサーチしておく必要があります(そのための具体的な方法はこちらを参考にしてみてください

結論的に、結婚出産後にも退職によってキャリアが断絶しないようにしたいという女性にも会計事務所での勤務はおすすめできます。


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一般企業経理から転職した29歳女性の体験談

一般事業会社の経理課で働いていたけれど、別の部署に異動になってしまったことをきっかけに、会計事務所に転職することを選択した29歳女性の体験談を紹介します。

ワークライフバランスを保てる環境で年収400万円以上というのは魅力的ですね。

 

  • 転職前の年収:420万円
  • 転職後の年収:420万円(変わらず)

>>この体験談を見る

この方の転職成功のポイント

「残業が少ないこと」という条件を明確にした上で転職活動をされていたのが魅力的な求人紹介につながったポイントだと思います。

経理職としてのブランクが生じないように、スピーディに転職活動を進められていたことも重要ですね。


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SEから転職した25歳女性の体験談

SE(システムエンジニア)というまったくちがう分野から会計事務所への転職を成功させた25歳女性の体験談を紹介します。

業界未経験にもかかわらず年収を現状キープで転職できたというのはかなり大きいポイントだと思います。

 

  • 転職前の年収:300万円
  • 転職後の年収:300万円(変わらず)

>>この体験談を見る

この方の転職成功のポイント

最近は業界未経験者であっても受け入れてくれる会計事務所が多くなっているので、会計分野の実務経験がない人であっても積極的に狙っていくべきだと思います。

事務所の内情をしっかりとリサーチした上で応募先を絞り込んだことも入社後の満足感につながっているものと思われます(入社後に「こんなはずじゃなかった…」となるケースは以外に多いですからね)

※具体的なリサーチの方法はこちら

会計事務所は内実がわかりにくい職種

上の体験談の女性(25歳女性の方)も書いていらっしゃいますが、会計事務所というのは基本的に小さな組織ですから、ホームページ等で一般向けに公表されている情報はとても限られています。

大手の企業であればネットの掲示板などで内部事情がをいろいろと知ることができますが、会計事務所の場合はそういった情報はほとんどない…というのが実際のところです。

そこで、以下では会計事務所の内実を面接を受ける前に知る方法について解説させていただきます。

会計事務所を事前リサーチする方法

とはいっても、別に裏ワザのようなものではありません。

おすすめなのは転職エージェントに依頼して、面接前に会計事務所の所長税理士や採用担当者の方と打ち合わせをしてもらうというものです(転職エージェントは後で説明させていただくように無料で使えます)

転職エージェントは企業側から依頼されて私たち転職希望者を探してくるのが仕事ですから、当然のことながら会計事務所の所長税理士や人事担当者とのコネがあります。

実際にどのような人たちが働いているのか、事務所の雰囲気はどうか…といったことについても具体的にリサーチしてもらうことが可能になります。

どういう面接対策をすべきか?がわかる

あなたはそれらの情報を参考にしながら、その会計事務所の求人に応募するべきか、応募するとして面接ではどういった話をしていくか、といった対策を立てるようにしましょう。

転職エージェントは多くの転職者に対してアドバイスをしてきていますから、「こういう事務所はこういう質問の仕方が良い」といったことも具体的に教えてもらうことができます(対面で話をするのが嫌な場合はメール等でも問題ありません

ちなみに、転職エージェントに対してお金を払うのは採用側の会計事務所ですから、私たち転職希望者は完全無料で使うことができます。

採用が決まった後に変な請求が来たり、しつこい勧誘がきたり…といったことはいっさいありませんので、安心して使うことができますよ(転職エージェントは以下のような転職サイトに無料登録することが利用できるようになります)