リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は、株式会社リクルートキャリアが運営する転職支援サイトで、一般的なエージェントとは少し違った方法で転職先を厳選することができます。
一般的なエージェントでは、求職者が求人募集の中から気になる企業を選んで、面接を受けに行くというスタイルが基本ですが、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)ではヘッドハンターが求職者を選んでヘッドハンティングするというスタイルとなります。
この記事の目次
転職支援サービスの概要
料金 | 無料 |
対象地域 | 全国(+α海外) |
求人件数 | 約5000件以上 |
雇用形態 | 正社員 |
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)が提供しているサービスは、他のエージェントと同じく求職者側は全て無料で利用することができます。
対象地域(勤務地)は北海道~沖縄と全国各地となっていて、それプラス海外(中国・韓国・香港・シンガポール・オーストラリア・アメリカ・カナダ・ヨーロッパ等)となっています。
リクルートダイレクトスカウト公式ページ
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利用の流れ
・①登録
・②著名レジュメ作成
・③ヘッドハンターからスカウト
登録
最初にリクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)への会員登録が必要となります。
登録料が発生する事はありませんし、その後のサービスで料金がかかる事も一切ありません。
著名レジュメ作成
レジュメ(履歴書)を作成して、リクルートダイレクトスカウトへと送ります。
ここで作成したレジュメは、著名でヘッドハンターに公開される事となります。
そして、レジュメ作成後はヘッドハントがあるまで待つ事になります。
ヘッドハンターからスカウト
ヘッドハンターが気になる人材を見つけると、求職者にスカウトのメールを送るという仕組みなので、スカウトメールが届いた場合は、求職者が企業名・年収・勤務先などスカウトの内容をチェックして、そのスカウトを受けるかどうかを判断します。
転職成功の事例
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)で転職が成功した事例の一部です。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)公式ページ
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リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)のメリットとデメリット
メリット
・年収アップが見込める
・ヘッドハントで転職が成立する
・意外な企業が見つかる可能性もある
公式ページでも「ハイクラス転職サービス」と明記されているように、企業が欲しがるような人材を探してスカウトという形で転職が成立します。
つまり、求職者にとっては通常の転職よりも有利な条件での転職が可能となっています。
そして、自力で求人を探しているだけでは見つからないような、意外な企業見つかる事もあるので、選択肢の幅は広がるでしょう。
デメリット
・基本は待ちの姿勢
・急ぎの転職には向かない
普通のエージェントのように、自ら求人を探して面接に行くスタイルではなく、ヘッドハンターからのスカウトがあるまでは待つしかありません。
ヘッドハンティングというと好条件での転職が可能で、求職者にとって有利な展開が期待できるメリットがある反面、急いで転職をしたい人には向きません
こんな人におすすめ
・転職でキャリアアップしたい人
・実力に見合った高収入が欲しい
・転職を急いでいない
・条件が良いところがあれば転職したい
・転職活動に時間を割けない人
二つ目の選択肢としてもあり
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は急ぎの転職には向かないため、自ら求人を探して転職活動をする一般的な転職サイトと併用してリクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)に登録しておくという使い方もありです。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)でレジュメ登録してヘッドハンターからのスカウトを待ちながら、別のエージェントでも求人を探すことで、選択肢も増えますし広い視野を持って活動することができるでしょう。
求人はハイクラス
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)では年収800万円以上の求人が中心となっていて、経営に携わる重要なポジションの募集が多いのが特徴です。
年収1000万の求人もゴロゴロ転がっています。中には、年収数万円のような高額な求人もあって、そういった好条件の求人は非公開案件となっている場合がほとんどです。
誰でも登録できるわけではない
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)ではハイクラスな求人が多いため、求職者側にも登録の条件として一定の制限があります。
特に現職の年収が重視されているようで、年収が低い場合は登録を断られることもあるそうです。
逆に、普通の企業では断られるような年齢の人でも、リクルートダイレクトスカウトでは登録が可能となっています。
リクルートダイレクトスカウトの登録者でメインとなるのは30代後半~となっていますが、長年積み上げてきたキャリアが重視されるので、年齢による制限はないようです。
ビズリーチと比べて
ハイクラスの転職サイトといえば「ビズリーチ」が有名で、よく比較対象として上げられています。
では、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチどちらを選ぶべき?という事についてですが、大きく違う点は2点だけです。
一つ目は、料金について。
リクルートダイレクトスカウトは基本的に全てのサービスが無料ですが、ビズリーチでは有料と無料の2つのプランがあります。
ビズリーチの有料プランは「3,000円~5000円/月」となっていて、それほど高い金額ではありません。
しかし、無料でサービスを受けたいという場合は、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)1択でしょう。
なぜなら、ビズリーチのサービスは有料プランでなければ最大限活かすことが出来ないからです。
「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチの無料プラン」で比べると、リクルートダイレクトスカウトのサービス内容の方が充実していて、「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」と「ビズリーチの有料プラン」を比べるとビズリーチの方が上という認識でOKです。
二つ目は、スカウト内容について。
基本的にどちらもヘッドハンターからのスカウトは受ける事ができますが、ビズリーチでは企業からの直接スカウトも受ける事ができます。
一方、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)ではヘッドハンターからのスカウトのみとなるので、月額料金を払っても良いという人であれば、ビズリーチの方がスカウトの幅は広がります。
ヘッドハンターについて
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)のヘッドハンターとは、他の転職エージェントでいう所のキャリアアドバイザーに近い存在ですが、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)ではヘッドハンターを自由に何人でも選ぶ事ができます。
普通のエージェントでは一方的にアドバイザーを決められて、アドバイザーの実力によって転職の結果が大きく左右されるなんて事も良くある話です。
そして、アドバイザーとの相性が悪い場合でも、登録者から言い出しづらくアドバイザーの変更がしにくい事も多いのですが、その点、リクルートダイレクトスカウトではヘッドハンターを自由に複数選択できるので、一度に複数の転職エージェントを利用しているのと同じくらいの価値があります。
企業が求めるのは即戦力
他の転職エージェントで募集している内容の多くは、初めは年収が低くても採用後のキャリアアップによって年収が上がっていくというものですが、リクルートダイレクトスカウトに寄せられている求人のほとんどは即戦力を欲しています。
そのため、既にキャリアを積んでいる人が対象となるので、高い年収での募集をかけて即戦力となる人材を探しているわけです。
つまり若年層やキャリア不足の人の場合は、仮にリクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)に登録できたとしても、スカウトが少ない可能性があるということですね。
なので、リクルートダイレクトスカウトに向いている人は「長年キャリアを培ってきた人」や「30代後半以上の年齢の人」など、リクルートダイレクトスカウトで募集をかけている企業側が欲しがりそうな人材という事になります。
リクルートダイレクトスカウト公式ページ
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